works05-ガラスに印刷(シルクスクリーン印刷)
●印刷対象物:ビールジョッキ
●印刷ロット:10個
●色数 :2色(2版)
●調色 :無(弊社にあるインクの赤と黄を使用)
●印刷方法 :回転シルクスクリーン印刷
飲食店などで使用されているビールジョッキは無機インクを使用し高温で焼付作業(1000~1500℃)を行うため、インクがガラスに溶け込み、洗浄し続けても落ちない印刷になります。
無機インク印刷は大ロットでの受注が多く、小ロットだと注文できないのが現状です。
弊社では樹脂インクを使用しているため経年劣化などにより剝離する可能性はありますが、中温焼付で簡単には落ちない印刷となっております。
ご注文いただいたビールジョッキへの印刷は展示などに使用するための小ロットでのご依頼でした。
持ち手のある容器への印刷は、回転シルクスクリーン印刷の版とブラシの特性上、持ち手から35mmには印刷ができません。そこを避けた印刷デザインをお願いさせて頂いております。
今回は“ビールジョッキの持ち手の正反対側に「&」マークがくるように“というご要望でした。
シルクスクリーン印刷のインクは、ある程度の厚みがあります(ぷっくりするほど厚みはありません)。
透明なガラスに印刷しても裏が透けず、高級感のある仕上がりになります。
ご要望があれば透明感のあるインクも作れるので、お客様のデザインを忠実に再現出来ると思います。
今回は、文字の真ん中にある「&」を黄色と赤の2パターン、色を変えて印刷を行いました。
DIC番号などで色をご指定いただくと、弊社でその色に調色を行います。調色代は印刷代と別途でかかります。
今回は弊社にあるガラス印刷用のインクの色(既存色)で印刷を行ったので、調色代はかかっていません。
ガラス用のインクの色は、赤だけで3種、黄が2種、青が2種、黒、白などのご用意があります。
細かい色指定の無いお客様にはおすすめです。
もちろん調色も得意ですので色指定も大歓迎です。
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