works07-ガラスに印刷(シルクスクリーン印刷)
●印刷対象物:食品ガラス瓶
●印刷ロット:―
●色数 :1色
●調色 :有
●印刷方法 :回転シルクスクリーン印刷
弊社展示会用に作成した回転シルクスクリーン印刷の見本です。
通常、容器に印刷を行う場合は、中身商品を充填する前に印刷を行いますが、今回は100円均一で買ってきた
焼き肉のタレ(硝子瓶)へ、未開封のまま!中身の入ったまま!回転シルクスクリーン印刷を行いました。
小堀加工所ならではの経験と技術で、このような後加工が出来るため、既製品への名入れなどが可能となります。
硝子への印刷には無機インクを使用したセラミック印刷が採用される事が多いです。セラミック印刷の印刷後焼き付け温度は1000~1500℃です。今回のように商品中身が入っている状態では、容器のキャップが溶けてしまったり、中身が沸騰してしまうため後加工印刷は行えません。
弊社では樹脂インクをした特殊印刷を採用しています。印刷後焼き付け温度は150~180℃と、セラミック印刷に比べて焼き付け温度が1/10程度になるものの、それでもプラスチックの蓋は溶けるし、中身の性質も変わってしまう恐れがあります。
そこで小堀加工所では長年のシルクスクリーン印刷の経験を活かし、色々な方法で実験を行いました。
そうして完成した「中身の入ったままでも後加工できる」技術です。
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